ひさmamaの雑記帳

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リエゾン ー こどものこころ診療所 ー2巻 あらすじ&感想

 

リエゾン ーこどものこころ診療所ー(2)【電子書籍】[ ヨンチャン ]

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こんばんは、ひさmamaです。

子どもを寝かしつけた後、夜な夜な読んでしまいます。

読み出したら止まらず、またまた「リエゾンーこどものこころ診療所ー」についてです。2巻を読み終わったので、書いていきたいと思います。

 

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あらすじ

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 新しいキャラクター、産休明けの市川渚さんが息子のケンちゃんと一緒に受付に復帰します。

 そして佐山先生は診察していた子の母親から、気になる親子がいると相談されます。佐山先生はその親子が診察を望むことを前提に、受診しに来るように勧めてと答えますが・・・?

 一方、志保は詳しい発達検査を受けることになりました。結果はやはり、発達の凹凸あり。つまり、発達障害であると診断されます。

 事実に直面した志保はどこかホッとします。そして、友人たちにカミングアウトをしようと考えます。カミングアウトの結果は・・・?

 

 その他過剰適応の男の子について描かれます。

 

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感想

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早速愛着障害について描かれました。

 

「虐待で多くの子どもたちが命を落としている中、少なくともあなたは、被虐待という過酷な環境の中で子どもの命を守り抜いた。」

 

悩み後悔するお母さんにかけた佐山先生のこの言葉にジーンときました。

 まだまだこの先に困難もあるのだと思うけれど、このご家族が笑って毎日を過ごしていけますようにと思いました。

 

そして、志保に話した佐山先生の発達障害についての説明がとてもわかりやすいです。発達検査の数値をゲーム内のステータスとして、凹凸であればどうなるか、どうすれば良いかを話してくれます。

 

 その後の志保のカミングアウト編はとてもリアルでした。周囲の反応は、きっと志保が深刻になりすぎないように、励ますつもりだったものもあるはず。でも時に、それは当事者を傷つけることもある、ということだと思いました。発達障害と定型発達の線引きって、不可能じゃないかと思うくらい難しいです。誰しもが、自分にも当てはまると思う部分はある。でも当事者が悩んでいるのは、本当に個人ではどうにもならない、がんばってもがんばっても、気をつけても気をつけても、本当にどうにもならないレベルなんだと感じました。

 

 過剰適応については、育児中の私にとって身につまされる思いがしました。次巻に持ち越しのお話です。遥斗くんの本当の気持ちが届きますように・・・。

 

 

 

 

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